浮き玉タワー

設置場所: 庭

使用総数: 220個

高さ: 170センチ

制作期間: 1ヵ月

完成日: 2007年6月23日

浮き玉タワーが出来るまで

拾った浮き玉の大半は、砂で擦れてすりガラス状になったり傷がついています。置き場所に困るほど浮き玉が増えてきたた め、 スレ・キズ玉をまとめてタワーにして、外に出すことに決めました。


まず家中の浮き玉を部屋に集めました。スレやキズが酷いアウト玉を選び出し、ひとつづつ布で拭いて箱に仕分けます。「このスレが味わい深い」 「イビツが個性的」などとつい愛でてしまうので、 時間がかかってしまいました。


家に前からあった鉄製のスタンドにチキンワイヤーを張って、錆止めに黒ペンキを塗って土台にしました。あまり高いと部屋から出しにくいので私の身長と同じ160センチで金ノコで切りました。


次に浮き玉を棒状にしてワイヤーで編んだもの(ネット入りみかんの状態)をたくさん作りました。これを横にして1段づつ、土台に下から留め付けました。1個1個付けるのは大変なためと、列にしてから付けた方がきれいに見えると思ったのです。


どういう編み方をすればしっかり固定できて、 ワイヤーも目立たないか苦心しました。浮き玉のきれいな面を前にもってくることと、浮き玉のデベソが必ず下にくるように気 をつけました。スレキズ玉でも作るならきれいに作りたいので。


ワイヤーは水に強い園芸用アルミワイヤーを使用。浮き玉は各面きっちり同数ついています。最下段が直径9センチ玉、2・3・4段は直径8センチ玉、あとは上まで直径6センチ玉を使用。


重みで足が土に埋まる分を確保するため、下に垂木をかませて作業しました(少し埋まった方が安定する)。重くなりすぎる前に、ピラミッド部分を付け終え た段階で庭に出しました。花壇の奥に設置して、残りの作業は庭でしました。


上部のタテ棒部分は、浮き玉を4個1組で四角くワイヤーで編みくるみ、中央の隙間に土台の棒を通すだけにしました。これを互い違いに乗せていきました。最後に直 径15センチの大きめの玉をワイヤーで編み、上から棒の空洞にワイヤーを差し込んで固定し、完成!


浮き玉タワーは私の庭のモニュメントになっています。
たまに上に鳥が止まったりしています。

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