パピエマシェ(papier mache)のフレーム

イラストレーター大高郁子さんが描いてくださった小さな水彩画に
フレームを作ってあわせました。
Papier macheは紙張子のこと。欧米では盛んなクラフトです

絵のイメージにあわせて、ふわっと広がっていくような軽やかな白いフレームにしたいと思いました。

ダンボール、新聞紙、アクリル絵の具など手近な素材で絵に呼応するようなデザインにしてみました


澄んだ青の美しさが引き立つよう色は白と青だけで。

パピエ・マシェフレームの作り方

ダンボールを切って写真のように重ねてフレーム本体を作っています。絵柄を出したい部分のサイズを決め、その大きさを元に全体をデザインどおりに正確に測って、 ダンボールをカット。カッターがすぐに切れなくなるので、景気よく刃を折りながら切ります。ダンボール同士にボンドをつけてきっちりあわせ、本で重石をして接着します。 表に3枚、裏にガラスを嵌めるために1枚、合計4枚重ねました。ダンボールは厚みのあるしっかりしたものを使います。私はパソコンの箱を使ってみました。 ガラスは厚さ2ミリの板ガラスを絵葉書の大きさにカット。

左が表、中央が裏、右は横から見たところ。まだダンボールそのもの

大和糊を水で薄めたものを筆で塗りながら、ちぎった新聞紙を根気よく貼ります。空気が入らないよう筆でよく撫で付けながら貼ってください。角やカーブは細かくちぎって貼り、きれいにカーブが出るように。凸凹が気になる部分は何度か貼り重ねるときれい。そして完全に乾かすことが重要。
白のジェッソ(下塗り剤)を塗ったところ。新聞の文字が見えなくなるまで何度でも上塗りします。(逆に下の紙を透けてみせてもお洒落かも。)
ここまでくればもう一息。
あとはオフホワイトのアクリル絵の具を全体に塗って、青をポイントに塗り、乾燥後に表面にマットメディウムを塗って仕上げます。
マットメディウムはアクリル絵の具専用の保護材で塗ると全体にしっとりした質感が出ますが、なければ代わりに艶なしのスプレーニスでもOK。
裏側はこうなってます。
ガラス、絵、絵の台紙、マットの順に入れて簡単に紙テープで留めました。製本用テープを使うともっとカッコいいです。上から3分の1の高さの両側に吊り金具をつけ、図のように紐をかけて壁にかけます。わずかに前傾する感じになります。
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